これは私の肌感覚ですが、中華圏の方が友達と呼べる関係になるのが早いと感じます。
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WeChat交換のタイミング
まず、WeChat交換のタイミングが早いと感じました。かつて日本語を教えた経験があるのですが、初対面の学習者さんから「WeChat交換してもいいですか?」と会ったその日に聞かれることが度々ありました。友達になりたいという気持ちを表現してくれて嬉しいと感じましたが、タイミング早いな!と驚いたのも事実です。名刺感覚で交換する雰囲気を感じました。日本だと容易にLINE交換するのは躊躇する雰囲気があると思います。親しい友達や家族以外には教えたくないという声もありますよね。
友達の定義
また、人によることは承知なのですが、文化圏によって友達の範囲が異なる傾向にあると思います。個人的な感覚になりますが、知り合いレベルでも友達と呼ぶケースが結構あると感じます。また、私のことを親友と呼んでくれた友達がいてそれも嬉しかったのですが、私的にはその時点では交流したのが数回でまだ相手のことをよく知らないという段階だったので、「まぁ、そう焦らずに」と感じました。でも、今後もいい友達になりたい、というメッセージを受け取ってポジティブな気持ちもありました。
どちらがいい悪いの話ではありませんが、友達の定義が違うことを考えると、日本で友達を作りにくいという外国人がいるのも不思議ではないなと感じます。このような違いに気づくのも異文化を知る過程での醍醐味ではないでしょうか。